羽根田栞の受験体験記
田園調布雙葉中学高等学校卒業。
現在は、慶應義塾大学法学部に在学中。



Q. 合格した大学は?
A. 慶應義塾大学法学部
Q. 進学した大学は?
A. 慶應義塾大学法学部 政治学科
Q. 慶應の法学部を選んだ理由は?
A. 家族の影響が強かった
Q. 推薦入試を受ける前にどのような準備をしましたか?
A. 塾に通っていたが周りと比べて準備をし始めるのが遅かったので、研究テーマを深めるというよりも、元々自分の強みであった評定を落とさないように学校の勉強に熱心に取り組んでいた。
Q. 志望理由書にはどのような内容を書きましたか?
A. 自分自身の経験から得た疑問や考えを起点に研究テーマへと発展させ、研究レポートを読み漁りながら大学で学びたいことを明確にし、志望理由書を完成させた。
Q. 自分の専門分野、得意分野は?(学問領域)
A. 法学
Q. 学外活動やボランティア活動に参加していましたか?
A. あまり課外活動やボランティアはやっていませんでしたが、英語でオリンピック選手にインタビューをした経験が語学能力や対話力をアピールするのにとても手助けになりました。活動をたくさんこなせなくても、たった一つの経験から広げられるので、高いハードルを設定せずに気楽に課外活動に参加してみるのがおすすめです。
Q. 受験生時代に力を入れていた課外活動や特技はありますか?
A.部活でやっていたバドミントンや、学級委員としての活動が志望理由書に生きた。私は課外活動というよりも、学内の活動を自分の強みとしてアピールした。
Q. 推薦入試の選考過程で最も困難だったことは?
A. とにかくメンタルの維持。塾からはあれこれやれと言われるが、キャパや能力は人それぞれなので無理をしない程度で頑張ること。全員が同じようにモチベがあって頑張れるわけではないので、周りと比べて自分を過小評価しないことが大事だと思う。
全てをやりきろうとするのもやり方の一つだが、背負いすぎた物を下ろすことも悪いことではない。
Q. 合格通知を受け取ったときの感想、家族や友人の反応について教えてください。
A. 最終的にはAO入試ではなく指定校推薦で合格したが、先生から告げられた時は安堵した。家族はとても喜んでいた。
Q. AO入試を受けるにあたって、受験生に対してアドバイスはありますか
A. AO入試は「自分自身」を武器にして挑む受験方法であるので、徹底的に自分と向き合える良い機会になる。何が得意で何がアピールできるのか、自分にできることは何かがこの受験を通して見えてくるので、そのような機会を得たいと思う受験生にはおすすめ。もちろん向き不向きはあるので、一般入試と並行して進めてみるのでもいいと思う。
Q. AO入試を受けた経験を通じて、自分自身がどのように成長したと感じますか?
A. 自分のよう強みをアピールする経験は大学に入ってからも大きな力になる。例えば、留学の志願書などはなぜ自分がここで学ぶ必要があるのかを書く必要があり、AO入試の志望理由書と似ている。志望理由書の書き方をわかっていれば、様々な場面で強みにできる。